味わいの違いを楽しむ!
個性派ぞろいのメジャー品種
赤だけ3本セット
イタリア赤ワイン メジャーなブドウ品種を学ぶ3本セット
在庫数:3
イタリア赤ワイン メジャー品種3本セット
そもそも土着品種ってなに?
土着品種とは、古くからその土地で育まれてきたマイナーなブドウ品種を指します。これらの品種はその土地固有の遺伝子を持ち、ワインに独自のキャラクターや風味を与えています。国際的にはこれらの品種は「固有品種」、「自生品種」、または「地ブドウ」と表現されます。
世界には約10,000種類ものブドウ品種が存在していて、例えばカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなど、一般的に有名な品種は「国際品種」として知られています。そんな中イタリアは土着品種が豊富に存在し、2000種類以上の土着品種が栽培されています。
イタリアに土着品種が多いワケ!
1.変化に富んだ多様な地形と気候が関係
南北約1000kmに及ぶ細長いイタリアの地形の中には、様々な土壌があり、その風土気候に適したブドウが古くから栽培されてきました。同時に、イタリアは1861年まで各州によって法律があり、独自の歴史と文化を持っていたことも挙げられます。
2.イタリア人の地元愛の大きさ
地域の伝統料理、家族そろって食事をゆっくりと楽しむ時間や、地産地消に対する意識の高さ生んだワイン文化。それをしっかりと受け継いでいるからこそ、ブドウも地域ごとに古くから根差す土着品種にこだわって栽培され、地元の伝統料理とワインのペアリングが非常に重要視されています。国際品種の人気が高まった時代においても、そんなイタリア人の地元愛が、その土地でのみ栽培されているブドウ品種を大切に守ってきました。
土着品種で旅に出る
イタリア全ての州でワインが造られているため、伝統料理と土着品種から造られるワインのペアリングは、その地でしか楽しむことができない素晴らしい体験。どこか日本の地酒の楽しみ方と似ています。
イタリア旅行に行った時はもちろんのこと、おうちでも旅をするように多種多様な土着品種で造られたワインを飲み比べながら楽しんでいただけるセットです。ぜひ、その土地のお料理を合わせてお楽しみください。
1.サンジョヴェーゼ
イタリアで一番多く栽培されている赤ワイン用ブドウ品種で、代表産地はトスカーナ州。キャンティ地区、キャンティ・クラシコ地区では主要品種とされる。サンジョベーゼの名前の由来は元々ラテン語の古語で、直訳すると「ジュピター(ローマ神話の主神)の血」とされ古くから存在していたと言われている。
透明感のある赤色〜濃いルビー色で、フレッシュな果実香にスパイスのニュアンスを兼ね備えている。味わいはほどほどな果実味としっかりした酸が特徴的。
バルバネーラ社
キアンティリゼルヴァ (二年以上熟成)
原産地:トスカーナ州
[サンジョベーゼ 85%、メルロー 15%、コロニーノ 5%]
アルコール:13%
- 香りは湿った森、胡椒、埃っぽさ
- 味わいは控えめなタンニン、豊かな酸、ダークチェリー、レーズン
- 醸造はぶどうを9月末から10月初旬に収穫。破砕、除梗後にステンレスタンクで皮ごと8-10日間発酵、マセラシオン後にマロラクティック発酵を行う。ステンレスタンクで18ヶ月熟成後に大樽に移し替え6ヶ月熟成。
- 畑は粘土石灰土
おすすめの料理
マッシュルームとドライトマトのパスタ
ローストビーフ
2.ネッビオーロ
イタリア北西部に位置しトリュフの産地としても有名なピエモンテ州で栽培される赤ワイン用ブドウ。高級ワイン「バローロ」や「バルバレスコ」を造る品種で、栽培が難しいため生産量は少ない。
ブドウのもつ色素が薄いため色合いは比較的薄く、褐色がかっているのが特徴。バラの花やダークチェリーなどが香り、熟成が進むと干し草、タバコの葉などの香りも出てくる。
酸とタンニンがしっかりとしていて長期熟成のポテンシャルが高く、年月を重ねるごとに洗練された複雑味と素晴らしい余韻が出てくる。
ドージオ・ヴィニェーティ社
バルバレスコ 2020
原産地:ピエモンテ州
[ネッビオーロ 100%]
アルコール:13%
- ガーネット色
- 香りはバラ、ドライフラワー、胡椒
- 味わいは優しく飲みやすい、豊かで繊細なタンニン
- 10月に手摘み収穫したぶどうを除梗、破砕。25-26度に設定されたステンレスタンクで3週間、リモンタージュしながら発酵、そのままマロラクティック発酵を行う。オークの大樽で24ヶ月以上熟成。
- 畑は 標高200m(南向き)砂質を含んだ泥灰土、粘土土壌
おすすめの料理
茹で鶏のトンナートソース
トリュフポテサラ
3.プリミティーボ
最近のDNA解析によって、主にアメリカで栽培されている”ジンファンデル”と同一品種であることが解明されたプーリア地方で多く栽培されいたプリミティーボ。
色合いは黒みがかった濃い赤色。完熟したジャムなどの果実味の濃さがで、他にもシナモンや胡椒などのスパイスのニュアンスもある。タンニンは控えめでボリューム感のあるため親しみやすいが、アルコール度が高く、豊潤で凝縮味のある力強い味わいが特徴。
バルバネーラ社
ヌグドラ
原産地:プーリア州
[プリミティーボ 100%]
アルコール:15%
- 濃厚でディープな緋色
- 香りはプラム、ブルーベリーなどの熟した果実、カカオ、珈琲豆などの複雑な香り
- 味わいはふくよかで凝縮感のある果実味、デリケートなタンニン、ジューシーな余韻の味わい
- 醸造は9月中旬に手摘み収穫したぶどうを厳選。アルコール発酵は最初の4日間は22℃に設定。その後は26-28℃に設定。2-3日のマセラシオン後にマロラクティック発酵を新樽のフランス産トノーで行い、そのまま熟成(計9か月)。ボトリング後に3ヶ月熟成させる。
- 畑は粘土石灰土
- Ngudra'とはサレントの方言で「Incontro(出会い)」の意味。ラベルのゴールドはサレントのビーチを表現しており、全てのワインでデザインが少しずつ異なる。
おすすめの料理
リンゴとゴルゴンゾーラのオーブン焼き
タリアータ風ステーキ
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赤だけ3本セット
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