プーリア州を旅するワイン4本セット

プーリア州への旅

「イタリアの食糧庫」プーリア州

縦長のイタリア半島の南部にあり、東はアドリア海、西はイオニア海、内陸には肥沃な土地を持つプーリアは、温暖な気候で多様な農作物を栽培するのに最適な場所。イタリアをブーツで表すと、かかと部分にあたる。

州都/地中海貿易の中心地「バーリ」

プーリア州の玄関口であり、観光と交通の要所となっている州都。港湾都市であるために古くから東地中海の国々と広範囲な貿易を行う一台中心地だった。美しい海に面したロマンチックな街だが、旧市街と新市街二つのエリアのギャップは独特な雰囲気。

イタリア人の理想郷

とんがり屋根で有名なアルベロベッロ以外にも多くの美しい観光地を持つプーリアは、イタリア国内では毎年人気No.1リゾートに。様々な文化が持ち込まれた歴史を持つため、ここでしか出会えない風景は素朴で侘び寂びすら感じる魅力がある。　　

素朴で滋味溢れる郷土料理

□一大農業地域でもあるため、農民食を原点としたスローフードが根付いている
□地元のマンマが作るオレキエッテが有名
□生産量がイタリア一と言われるオリーブ、トマト、小麦、ブドウ、アーモンド
□魚介類やブッラータなどチーズの生産も盛ん
□オリーブオイルを軸にシンプルな調理法

• オリーブの塩漬け
• プーリア風フォカッチャ
• ブッラータチーズのカプレーゼ
• ボンベッテ(豚肉チーズ巻き)
• 新鮮野菜とオレキエッテ
• トマトソーススパゲッティ生ウニ添え

旅するプーリア ワインセット

ブドウの生産量がヴェネト州と並んでイタリアトップクラスのプーリア州。白ワインは軽やかでスッキリ、赤ワインはパワフルで濃厚なものが多いがどちらも飲みやすいのが特徴。6人兄妹で運営するカイアッファ社は、まだ歴史の新しい作り手ながら南イタリアでオーガニックワインの生産を牽引する。「自然こそが最大の協力者」とする想いを表したエチケットは「レッド・ドットアワード」(2017)を受賞。

カイアッファ社

プーリア州北部チェリニョーラの地で2015年からボトリングを行う家族経営の高品質オーガニックワイン生産者で、同社が新たに立ち上げたブランドがケリノス。現在は5男1女の6人兄弟で質よりテロワールと葡萄品種の個性を生かしたワイン生産を続けている。

カイアッファにとってブドウ畑は「自然の劇場」。土壌や土地への深い敬意や感謝を持ち、自然のバランスを崩さない完全オーガニック農法で栽培を行っている。
海岸からわずか数キロの砂を含んだ粘土質土壌で育つブドウは海のミネラルが豊富で、丘陵地帯の石灰質土壌の畑で育つブドウは土壌由来のミネラルがたっぷり含まれている。異なる土壌が異なる特製のブドウを育て、カイアッファのワイン造りの多彩な表現を可能にしている。
カイアッファの考える、素晴らしいワインを作るための欠かせない要素は「ブドウ畑、土壌、人」の3つ。大地から授かった畑と土壌のバランスを守り、その特性を最大限に引き出すために最高の醸造方法を選んでいる。
また、葡萄の品種や畑の特徴に合わせて醸造プロセスを調整することも大切にしている。カイアッファはプーリアの伝統を受け継ぎつつ、未来を見据えて新しい醸造技術を取り入れ、ワイン造りを進化させている。

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