普段のお料理にちょっとかけるだけで美味しさがアップ！

なんといっても濃厚な魚のうま味が特徴

味に底知れぬ広がりと奥行きを出すコラトゥーラ。出汁と塩味の両方を兼ね合わせ、どこか懐かしさを感じる味わい。

イタリアンと相性抜群

日本でいう「魚醤」や「しょっつる」、タイで言う「ナンプラー」のような存在だが、クセが少なく、アジアの魚醤よりマイルドな風味は食材の味を邪魔することなく料理に馴染んでくれる。オリーブオイルやハーブと合わせるのもオススメ。

最高級の品質

2020年10月、チェターラ産の魚醤がEUによってDOP製品として認定。 (伝統的な食材に対し、品質管理と産品保護のため地域を指定した上で、基準をみたすものにだけ特定原産地の名称を付して販売することを許可する制度のこと)

どんな風に作られる？？

カタクチイワシが原料

カタクチイワシを塩漬けにし、 1年ほど熟成させてエッセンスを抽出する。化学調味料や保存料を使用しない天然のうま味調味料といえる。

歴史ある漁村チェターラ産

古くから 漁師の街として栄えてきたチェターラは、カンパーニャのアマルフィ海岸線の端にあり、 アンチョビ作りの村としても有名であると同時に コラトゥーラの名産地。

チェターラで作られるコラトゥーラは質を守るため、材料になるカタクチイワシの漁場などもきっちり管理されている。
今でも街中には新鮮な魚料理を出すレストランは多く、他の街とは一味違ったメニューが見られるのも特徴。コラトゥーラやアンチョビを使った料理は多い。

古代ローマから続く伝統的調味料

コラトゥーラは、古代ローマ時代の「ガルム」という調味料をルーツに持つ。中世の時代、アマルフィ海岸線に住み着いていた修道僧がレシピを改良して作ったと言われ(諸説あり)、イタリアで長い歴史を持つ伝統的な調味料となった。それからは各家庭で作られ、貴重な栄養源としても重宝されてきた。

おすすめの楽しみ方

醤油よりもやや塩分が強く、魚独特の風味と旨味が詰まったコラトゥーラ。 一番シンプルで簡単な使い方は パスタにかけること。ちょい足しでペペロンチーノも 別次元の美味しさになります。シンプルな料理にこそ発揮する出汁の旨み。
イタリアンだけでなく、和食にも、エスニック料理にも意外と万能で使いやすさに驚きます。

パスタに数滴かけて

オリーブオイルやレモンと合わせてマリネ液に

ドレッシングに混ぜて

炒め物に

スープや煮物に垂らして...

風味や旨みが飛んでしまうので、あまり強い熱は加えないことをオススメします。